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生まれる前からハッピー育児!

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はじめに

はじめまして!
君の主治医になる小児科の上田です。
お母さんのおなかの中は、どんな感じかな?
お母さんは君のことをとても心配しているので、その心配が君にも伝わって、不安になっているかもしれないね。
でも、大丈夫だよ。
たとえ、今生まれたとしても、君は、丈夫に育つ力を、すでに持っている。
お母さんに、君の強い生命力を伝えて、安心してもらうからね。

「おなかの君が、いろんなことを感じとる力を持っている」

ということも伝えよう。そして

「落ち着いて、愛情をかけてあげましょうね」

って頼んでおくからね。
ほかにお母さんに伝えたいことがあったら、私に教えてくれるかな?
しっかり伝えるからね。これから、よろしくね。

私は妊娠中のお母さんを訪問するとき、おなかの赤ちゃんに向かって、心の中で、こう挨拶します。愛情をこめて、けれども大人に接するのと同じように、礼儀正しく話しかけるのです。

なぜかというと、おなかの赤ちゃんは、大人の私たちが思っている以上に強い生きる力を持っているからです。また、現代の医療では、まだ解明されていないことも多いのですが、私は、さまざまな事を敏感に感じとる能力を持っているのではないかと確信しています。

おなかの中にいるときから、自分のことをわかってもらえて、信じてもらい、愛情をかけられたら、赤ちゃんだってうれしいですよね。


赤ちゃんもお母さんも幸福になるお産を

私は本来、出産後の赤ちゃんを診る小児科医ですが、7年ほど前から、未熟児を生みそうな、お産のリスクが高いお母さんを訪問する取り組みを始めました。未熟児医療の専門家としての経験を生かし、おなかの赤ちゃんの生きる力を伝え、お産の不安を取り除くことで、未熟児で生まれることを予防するためです。

これは、もともと厚生労働省がすすめている、プラネイタル・ビジット(出産前小児科保健指導)を参考にしています。プレネイタル・ビジットとは、通常のお産で来院したお母さんに対して、産後の不安を解消するために、小児科医が相談を受けたり指導したりするものです。私はこの方法に独自の見解を織り込みながら、出産リスクの高いお母さんに応用したわけです。

実際に、元気な赤ちゃんを産むお母さんが増えました。

冒頭の赤ちゃんへの挨拶に始まって、お母さんに、「おなかの赤ちゃんが」感じていることや、「赤ちゃんの強い生命力」をお伝えすると、お母さんはとても安心し、赤ちゃんへの愛情に満ちてきます。すると体のほうも安定して、お産の経過が良くなるのです。そうしたお母さんは、お産の後も幸福な育児生活を送っている場合が多いように見受けられます。

こうしたプロセスを数多く目にしてきたことから、私は『おなかの赤ちゃんが、本当に幸福だと感じられるようなお産や育児の大切さ』、そして「赤ちゃんにとって幸福なお産は、お母さんにとっても幸せなお産になる」ことを実感しています。

本書は、この「赤ちゃんもお母さんも幸福になるお産」が、出産リスクの高いお母さんだけでなく、正常な経過をたどっている多くのお母さんにもお役に立つのではないかと思い、まとめました。産婦人科医や助産師が書いた本はたくさん出ていますが、小児科医が赤ちゃんの立場に立って、赤ちゃんにもお母さんにも幸福なお産について考えた本は、あまり聞いたことが無いかもしれませんね。

第1部では、胎児や未熟児の驚くべき能力について、また、退行催眠療法のレポートや、子供が語る「誕生の記憶」「体内の記憶」「おなかに入る前の記憶」などのスピリチュアルな話を参考にしつつ、胎児や生まれた赤ちゃんへの接し方を示しています。

第2部では、妊娠中のお母さんからよく受ける質問への答えを、小児科医の立場からQ&Aの形をとって書きました。

本文に出てくるエピソードは事実に基づいていますが、関係者にご迷惑が及ばないよう、お名前など一部の設定を変えております。

この本が一人でも多くの方々の幸福なお産と育児のお役に立ったら、著者としてこれに勝るよろこびはありません。

JA徳島厚生連 阿南共栄病院
上田 隆

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