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麻酔科研修

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麻酔科の研修カリキュラムについて

※ 協力病院にて研修

麻酔科とは

麻酔は、侵襲によって引き起こされる病態を、種々の薬物、手技を用いて制御することにより、生体を侵襲から防御したり、患者を不動化するなどして手術が可能な状態にする方法です。

侵襲には、不安、痛み、出血による循環血液量の減少があります。それらは、交感神経反射、体液貯留の方向に向かうホルモンバランスの変化、炎症性サイトカインの増加を引き起こし、呼吸器、循環器に負担をもたらし、予備力のない患者では代償不全から種々の合併症を引き起こします。したがって、意識喪失、鎮痛、有害反射の抑制、筋弛緩をもたらすことが、全身麻酔の目的で、麻酔中に使われる薬剤は、これらのすべての作用、あるいはその一部の作用をもっています。

以上が狭い意味での麻酔の目的ですが、広い意味での周術期の麻酔科の役割は、さまざまな周術期合併症の発生を防止することにあります。そのためには、症状、診断、手術術式、体位、緊急度などの外科的疾患・手術手技を理解するだけでなく、神経・筋、呼吸、循環、肝、腎、血液・アレルギー、内分泌など、手術前の患者が合併している内科的疾患も理解する必要があります。

さらに、技術的には、マスク換気、気管挿管などの気道確保、間歇的陽圧呼吸などの人工呼吸、静脈路確保、中心静脈路確保、動脈路確保など、救急蘇生にも応用できる技術が必要になります。

手術室での業務を基礎として、ペインクリニック、緩和ケア、集中治療、救急医療などの分野にも業務を拡大しています。近年、外科学の発達に伴い、新生児から老人にいたるまでの複雑かつ長時間の手術が増加し、それに伴い、麻酔専門医が数多く求められています。

以上、麻酔科医の業務内容を要約すると、麻酔科医の仕事は手術などの侵襲が加わって体に危機が訪れている患者を侵襲から守り適正な方向に導くことと言えます。このための手技や知識は研修医がぜひとも身につけたいプライマリケアに必須であると言えます。

麻酔科での研修の基本方針

手術室で麻酔科医は日々意識のある患者に点滴をし、わざわざ意識をなくして気管挿管をして人工呼吸管理を行っています。手術中は出血や手術侵襲で容易に循環動態が変動し私たちはそれに対して迅速に対応することが要求されます。

このような手技や知識は例え何科に進もうが医師として初期治療を行う際、必ず身につけておくべきことと私たちは考えます。したがって、徳島大学病院麻酔科では研修の最低限の目標として、プライマリケアに必須な静脈路確保、気管挿管を自信をもって行うことができ、呼吸・循環管理に関する基礎知識を習得する点において指導をしています。

また、大学病院という特性を生かし、臨床技術の習得だけではなく月1回のペースで英文論文の抄読会をPCで発表をしてもらいます。この目的は現在の医学教育ではあまり教わらない、医学研究のプレゼンテーションのノウハウを学ぶという観点で行っています。指導医が論文の読み方、PCプレゼンテーション用ファイルの作成の仕方、発表の仕方を指導します。

さらに、麻酔科入局が確実な研修医は研修中に簡単な臨床データを収集し、後に日本麻酔科学会等で発表してもらいます。それは専門医試験の受験資格獲得に必ず役立ちます。

研修の目標

われわれのこれまでの経験やこの2年間研修医の気管挿管の成功率を週ごとに記録したデータから、気管挿管50例以上の経験で成功率85%以上に到達すると考えています。したがって、気管挿管を2ヶ月で50例を最低目標に掲げ、以下の様に目標を設定して指導医が指導します。研修期間は希望等を考慮し、おおむね3ヶ月から6ヶ月を予定しています。

1ヶ月目目標
  • 第1週に気管挿管に関する講義、人形を用いての気管挿管トレーニング
  • 挿管25例、点滴30例、Bag & mask 30例を目標。
  • 全身麻酔の大まかな流れ、麻酔薬の薬理作用等学習。
  • 術前診察、麻酔準備、麻酔チャート作成、術後回診ができる。
2ヶ月目目標
  • さらに挿管25例、点滴30例、Bag & mask 30例を目標。
  • 動脈ライン留置
  • 吸入麻酔薬による全身麻酔を中心に全身管理の習得。
  • 吸入麻酔薬の薬理作用、人工呼吸器について、呼吸生理、循環生理等学習
  • 抄読会PCプレゼンテーション
3ヶ月目目標
  • 挿管、点滴、 Bag & maskは継続。
  • ラリンジアルマスク挿入、CVカテーテル挿入にチャレンジ。
  • 動脈ライン10例目標。
  • 静脈麻酔薬による全身麻酔を中心に全身管理の習得。
  • 鎮静・鎮痛・筋弛緩の状態を総合的に判断できる。
  • ベッドサイド、検査室での鎮痛、鎮静に役立つ知識を習得。
  • 術後鎮痛法を理解し、適切な鎮痛法を選択できる。
  • 抄読会PCプレゼンテーション
  • 硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔にチャレンジする。
4ヶ月目目標
  • 点滴、 Bag & mask、挿管、動脈ライン、CVPライン継続
  • 肺動脈カテーテル挿入
  • 硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔も積極的に行う。
  • 手術侵襲に対して生体がどのように反応し、どのように対処すればいいのか理解する。
  • 全身麻酔の導入、覚醒から抜管までの操作を指導医の監督の下、自ら主体的に行う。
  • 大手術、合併症の多い患者の麻酔計画が立てられる。
  • 手術室内でリーダーシップがとれる。
  • 患者や家族に対する説明、いわゆるインフォームドコンセントを指導医の監督の下、自ら主体的に行う。
  • 抄読会PCプレゼンテーション
  • 麻酔科入局が確実な研修医は臨床研究のテーマを与え、データを収集する。
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